知っておくべき頭蓋骨矯正の大きな重要性
2024年5月31日
こんにちは。
”アメリカの医学・オステオパシー” という手技で身体の調整をしております、ぺんぎん堂の橋本智子です。当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
「頭蓋骨のズレや歪み」と聞いて頭に思い浮かぶのは、顔の歪みや噛み合わせなどでしょうか?
見た目には歪んでいなくても、繊細に触れてみると左右で硬さが違ったり、ちょっと動きが悪かったりすることがあります。
そんなことが起きていると、身体にはどんな影響があるのでしょうか🤔
頭蓋骨は何個の骨からできているかご存じですか?
なんと23個😲
耳小骨と呼ばれる中耳の中にある小さな骨も含めると、全部で29個にもなります。
頭蓋骨は1個の骨でできているわけではないので、思っている以上に繊細で歪みやすいのです。
例えば、頬杖を突く癖。大した力はかからないように思えますが、日々の積み重ねはのパワーはすごいです。頬杖の癖が原因で、顎や耳の問題がでてしまうことがあります。
それから、食いしばりの癖や、片方で噛む癖。これは、歪みにつながることが想像しやすいですね。
肩や背中の緊張が、頭の緊張につながって歪みやズレを引き起こすこともありますよ。身体の膜は全身つながっているので。
ケガや事故はもちろん大きな原因のひとつ。見た目や、整形外科的に問題がなくても、歪みが生じていることはあります。
繰り返す腰痛の原因は、なんとその側頭骨でした。
日常生活の中で、私達の身体はさまざまな負荷やストレスにさらされています。
長時間のデスクワーク、悪い姿勢や癖、そしてケガや事故など。
これらの要因が重なることで、頭蓋骨の配列が歪んでしまうことがあるんです。
まずひとつめは、硬膜・小脳テント・大脳鎌などの「膜」の緊張です。
硬膜は、脳と脊髄(神経)を包んで保護している膜です。硬膜が緊張してしまうと、その中にある脳脊髄液の流れが悪くなったり、自律神経への悪影響がでます。
また、硬膜の緊張で脊柱に歪みが生じるので、首や肩の痛みや、腰痛など全身の不調につながります。
ふたつめは、脳脊髄液・血液・リンパ液などの体液の流れへの影響です。
頭蓋骨の歪みが放置されると、脳脊髄液の流れが悪くなる可能性があります。
脳脊髄液は、脳や脊髄を保護したり、栄養を供給する役割を果たしています。
その流れが滞ると、頭痛やめまい、集中力の低下などの症状が現れることがあります。
血液やリンパ液の流れが悪いことも、同様で、頭痛やめまいなどの原因になります。
体液の流れが悪くなると、老廃物が溜まってきてしまうので、良いことはありません。😰
自律神経は、脳から始まって心臓や血管、胃腸などいろいろなところにたどり着きます。
頭蓋骨から出るときには骨と骨との間から出ていきます。
頭蓋骨にズレや歪みがあると、自律神経の通り道を邪魔してしまってスムーズに神経伝達が行われません。
反対に、刺激してしまって交感神経が興奮してしまうこともあります。
そうすると、様々な身体の不調になってあらわれてしまいます。
- 膜の緊張、
- 脳脊髄や血液などの流れの滞り、
- 自律神経の乱れ、
この3つが影響しあって、なかなか改善しない慢性の不調を引き起こしてしまうのです。
オステオパシーの頭蓋セラピーは、頭蓋骨の歪みを矯正し、正しい位置関係を取り戻すことを目指します。
どの骨の動きが悪いのかを検査して、歪みの原因を探ります。
繊細な手技を使って、頭蓋骨とその周囲の膜や組織を調整することで、脳脊髄液の流れを改善し、全身のバランスを回復させます。
小顔矯正のように、グイグイと強い力で押したりはしません。ソフトなタッチですが、正しく手技を行うと身体はちゃんと反応してくれます。
敏感なクライアントさんは、「頭蓋セラピーを行っているときに、調整してもらっているのがわかりました」とおっしゃいます。
「何をされているのかよくわからないけど、なんだか気持ちよかったです」というかたも多いです。
もっと詳しく、オステオパシーの頭蓋セラピーを知りたい方は、是非こちらの記事を読んでみてください。
頭蓋骨の矯正は、身体の健康と調和に不可欠な要素です。
日常生活の癖やストレスで負担のかかって頭蓋骨に微妙なズレや歪みが起きることがあります。それが、なかなか改善しない慢性の不調を引き起こしてしまうのです。
オステオパシーの頭蓋セラピーは、頭蓋にかかった負担を取り除く効果的な手段です。
身体だけでなく、頭も含めて全体のバランスを整えてみることおすすめします。
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